あなたとディヴィニティーは一つの存在
『BLUE ICE(Book 1)』の第7章は、「Self and Divinity as One」(セルフとディヴィニティーは一体のもの)です。
「as one」の部分は、日本語でうまく表現するのが難しいのですが、直訳すると「1(つのもの)としてのセルフとディヴィニティー」という意味です。
日本で出版されている書籍では、大文字で始まる「Self」は「セルフ」、「Divinity」は「ディヴィニティー」や「神聖なる存在」と翻訳されることが多いようです。
『アロハ! ヒューレン博士とホ・オポノポノの言葉』(サンマーク出版)には、こんな見出しがあります。
「わたし」を構成する三つのセルフとディヴィニティー」
『アロハ! ヒューレン博士とホ・オポノポノの言葉』(サンマーク出版)p.8より引用
ホ・オポノポノでは、意図的に「God」や「神」という言葉をあまり使わないようにしているのかなと感じます。
『ウニヒピリとのおしゃべり』(講談社)には、ディヴィニティーについて、こんな脚注が付いていました。
神聖なる存在。すべての存在の源。大いなる自然、神、宇宙など考え方は自由。(後略)
『ウニヒピリとのおしゃべり』(講談社)p.151より引用。
一般的な英語においては、「the Divinity」は「God(神)」を指します。
英和辞典や英英辞典で確認してみてください。
画像引用元:MacOS 10.15.7・辞書 ver. 2.3.0 (239.5)『ウィズダム英和辞典』
第7章では、なぜ潜在意識(ウニヒピリ)と対話することが重要なのかという話に始まり、「セルフが完全になると、ディヴィニティーと一体になる」という話で締めくくられています。
Once the Self becomes perfect then you and Divinity merge as one being. So the Self is probably the most important gift of the Divinity.
『BLUE ICE(Book 1)』より引用
「セルフが完全なものになると、あなたとディヴィニティーは一つの存在に融合します。ですから、セルフとは、ディヴィニティーのおそらく最も大事な贈り物なのです。」
この章で「Book 1」の本文は完結し、付録として、ヒューレン博士の「Who’s in charge?」、「Biographies」、オンラインリソースのリンクなどが続いています。
「Who’s in charge?」は、直訳すると「担当者(責任者/管理者)は誰ですか?」という意味で、『ハワイの秘法』では「主導権を握っているのは誰か?」、『ホ・オポノポノ ジャーニー』(講談社)のp.223では「誰の責任なのか?」と訳されています。『Zero Limits』のAppendix Cにも収録されていますが、この『BLUE ICE』のほうは「要約版」です。
次回はヒューレン博士のクリーニング動画を紹介して、その次の回から「Book 2」に入りたいと思います。
Peace be with you,