The Girl Who Could Heal Your Heart(心を癒すことができた少女)
画像引用元: 『The Girl Who Could Heal Your Heart』(Kindle版)
今日は、モーナについて書かれた絵本『The Girl Who Could Heal Your Heart』(心を癒すことができた少女)を紹介します。
『The Girls Who Could』は、世界を変えた女性を描いた絵本のシリーズで、プログラミング言語「COBOL」を開発したグレース・ホッパー(Grace Hopper)、生物学者のレイチェル・カーソン(Rachel Carson)、宇宙飛行士のメイ・ジェミソン(Mae Jemison)などを取り上げ、現在までに7冊が出版されています。
The Girls Who Could (7 book series) Kindle Edition
作者のマヤ・コアントロー(Maya Cointreau)さんは、ホリスティックヘルスと形而上学を専門とする作家・指導者で、この『The Girls Who Could』シリーズでは、絵と文の両方を担当しています。
『The Girl Who Could Heal Your Heart』の基本的なレイアウトは、「左に短い文章」「右にイラスト」という形になっています。
子供向けの絵本のため、ページ数はごく少なく、本文は「文と絵のペア×16組」です。
※私はKindle版を購入したのですが、ハードカバー版やペーパーバック版では、文章と絵が見開きページになっているのかもしれません。
物語は、ハワイ王国の最後の女王に仕えるカフナであった母から訓練を受けたモーナが、自身もカフナとなり、痛みを手放す癒しの方法(ホ・オポノポノ)を教えるようになったという、短い伝記です。
4つの言葉(I am sorry/Forgive me/Thank you/I love you)について、それぞれ1ページが割かれているのが印象的です。たとえば、「I love you」については、以下のような感じです。
Last, you light a fire
in your heart.
Say “I love you,”
and then restart.
『The Girl Who Could Heal Your Heart』より引用。
「最後に、心の中に火を灯します。
“愛しています”と言うと、
リスタートします。」
後付けでは、文章のみで(保護者向けに)「モーナの略歴」もまとめられています。
Peace be with you,